学校法人東洋大学様
サイトデザインリニューアルとパーソナライズ施策の導入
- 業種
- 教育
- タグ
-
大規模サイト構築クリエイティブ制作コーポレートサイト制作大規模CMS構築UIデザイン
プロジェクト概要
当時のデザインが少し古いデザインになっていたため、デザインのリニューアルを実施しました。
デザインリニューアルを行うにあたり、色々な大学サイトや大学サイト以外を調査を行いました。
最新のデザイントレンド、大学サイトとは思えない最先端なデザインを目指しつつ、大学サイトとしての機能を損なわないUI/UXを設計し、実装しました。
- プロジェクト規模(ページ数)
- 6236ページ
- 国/言語数
- 日・英・日英併記
- プロジェクト期間
- 2021年1月~2021年11月
- Sitecore
- Sitecore8.2
- インフラ
- AWS
プロジェクトの目的
2018年にSitecoreに移行して以来デザインを変更しておらず、トレンドも変わってきていたため、デザインのリニューアルを実施しました。
プロジェクトのポイント
ポイント1:新しい"前例"をデザインする
⼤学サイトはどのステークホルダーも最初に訪れる、いわば"⼤学に初めて触れる場所"でもあります。そんな大学の顔とも言える場所のデザインコンセプトを決めるにあたって、私たちはまず、求められる大学サイト像とは何なのかを考えました。ユーザーの知りたいことと⼤学の知ってほしいことをうまくマッチングさせることで、ユーザーにとってよい体験が得られます。そのためには、情報を素早く⾒つけられ、直感的で伝わりやすく、視覚的に優れた情報設計にする必要があります。
また、数年前にリリースされた他大学サイトのデザインが、当時は大学サイトとは思えないような斬新なデザインとされ、話題を呼びました。今回のリデザインでは、大学サイト以外のデザイントレンドを取り入れ、ユーザーの関心を惹きつける、新しいトレンドを作るような先端をゆくデザインにしようという方向性になりました。
その結果、「従来の大学サイトの枠にとらわれない」「ロゴを差し替えても他サイトにならない」「訪問者をワクワクさせ、在学生が誇りを持てるサイトにする」というキーフレーズのもと、「あえて"大学らしさ"は追求しない」というデザインコンセプトに至りました。
ポイント2:パーソナライズ機能の導入
今回リデザインと合わせてパーソナライズ機能を導入しました。東洋大学様のサイトは、在校生や入学希望者へ向けた情報だけでなく、一般向けの情報や附属校情報などさまざまな対象者への情報を掲載しております。そこで、サイトの利用者それぞれの興味・知りたい内容に関連したコンテンツをパーソナライズ機能で表示することができればサイトの利便性向上やサイトの回遊率の向上につながるのではないかと考え、ご提案させていただきました。
ポイント3:見やすく、扱いやすく
トレンドを意識するだけではなく、もちろん大学サイトとしての機能性を失わないUI/UXを設計しています。ユーザーの7割はスマートフォンからの流入となるため、スマートフォンでも見た目・機能が生きるデザインにしました。また、余白の微調整を何度も行い、文章の読みやすさ、リンクの押しやすさを確保しています。
また技術面では、80サイト以上の構築で培った技術を標準化したマークアップ方法も取り入れました。まったく見た目の異なるPickUpのセクションとEventのセクションも、HTMLはほとんど一緒。最新のCSSとJSを駆使し、CMSに組み込みやすいデザイン・マークアップに仕上げています。そのため、バックエンドに掛かる工数を削減しつつ、表現豊かなデザインを実現しました。