内定者インターンシップとは?~入社前と入社後のギャップ~

カルチャー
2024.11.27
橋本
Webディレクター

こんにちは。2024年に入社したWebディレクターの橋本です。

私は2023年9月から内定者インターンシップに参加していました。
本記事では、業務内容と入社前後に感じたギャップについて説明しますので、新卒ディレクターの働き方を知りたい方にお役に立てれば嬉しいです。

目次

    内定者インターンシップとは?

    LYZONに4月入社予定の学生が、会社の雰囲気や業務を知ることを目標に参加するインターンシップです。インターンシップへの参加は任意で、勤務時間分の給料が発生します。24卒ディレクターのうち3名が2023年9月から参加しました。職種、年度によってインターン生の働き方は少々異なりますが、24卒は会社からPCを借りてフルリモートで勤務していました。

    インターンシップの業務内容

    インターンシップでは、先輩ディレクターから教えていただいた業務を担当しました。専属の先輩はいませんが、複数の先輩方とコミュニケーションをとりながら学べる環境があり、皆さん丁寧に教えてくださるため、LYZONの働き方に慣れるために重要な期間だったと感じています。

    主な業務内容は以下の通りです。

    • お客様とのMTG議事録作成(Word使用)
    • Sitecoreでのサイトコンテンツ入れ込み
    • 入れ込み後のサイト表示確認
    • 社内用Excelファイルの編集

    また、手が空いている時間には、過去の研修動画を視聴したり、WebやIT関連の用語を調べてWordにまとめるなど、自己学習にも積極的に取り組んでいました。

    入社後の研修期間

    ディレクターの研修期間は4月から6月までです。24卒ディレクターは研修期間中週5日出社していました。

    社内研修

    社長やマネージャー、チーフの方々が講師となり、Web業界の知識や仕事の進め方、資料作成のポイントなどを指導してくださいます。座学以外にワーク型の研修もあり、学んだ内容をアウトプットすることもできます。作成した資料や発表について、講師からフィードバックをいただけるため、理解を深めることができます。

    外部研修

    外部の研修機関の研修を受講します。オフィスから研修会場へ移動し、社会人としての基本的なマナーやビジネススキルを学びます。研修では、他の企業の方々と話すワークもあり、他業界を知るいい機会にもなりました。

    サイト構築研修

    4月下旬から7月にかけて、ディレクター、エンジニア、デザイナーでチームを組み、テーマに沿ったWebサイトを企画・構築します。完成したサイトは全社員が参加するMTGでのプレゼンの後、実務で使用されます。

    実務

    6月からは実際のプロジェクトに参加し、業務内容の理解を深めつつ、顧客対応や資料作成の進め方を学んでいきます。

    社内研修で作成したWBS
    サイト構築研修のプレゼン資料

    内定者インターンシップと入社後のギャップ

    • 研修のイメージ

      研修と聞くと固いイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
      入社前、私は研修に対して座学中心で緊張感のあるイメージを持っていました。始めの数日間は座学が多かったのですが、ワーク型の研修では講師役の社員に緊張をほぐしていただき、楽しみつつ真面目に資料作成を行っていました。インプットとアウトプットを繰り返し実施し、ディレクターに求められるアウトプットのスキルを少しずつ身に着けます。
      また、研修時間内に提出できなかった課題は、空き時間に取り組みます。わからないところは、同期で教え合って課題を進めていました。
      4月から5月にかけては、毎日同期のディレクターと昼食を共にし、学生時代のように楽しく会話を楽しんでいました。今振り返ると、空き時間に同期とお菓子を食べる時があり、和気あいあいとしていたので、研修期間は楽しかった印象です。

    • 先輩社員の印象

      インターンシップでは、Teams会議とSlackでで連絡を取っていたため、教えてくださった先輩社員と対面で話すことがほぼありませんでした。Slackのプロフィール画像と相手の声はわかるのですが、顔を合わせたことは無く、入社後に見かけて驚きました。
      勝手に背が高いと思っていた方が小柄だったり、かわいらしいイメージの方が髪色・服装が個性的な方だったりと、実際に会ってみないとわからないことが多かったです。
      配属されてから気づいたこととして、デスクの個性もあります。先輩方は好きなキャラクターのフィギュアやグッズを置いたり、かわいいクッションを持ってきたり、常に引き出しにお菓子を入れていたりと、それぞれ快適に働ける環境を作っています。私もデスクに好きなキャラクターのグッズを置いて、気分を上げるようにしています。

    • Webディレクターのイメージ

      入社前、LYZONにおけるディレクターはPMやPLの役割を担い、主にリーダーとしてお客様とコミュニケーションをとることが中心だと聞いていました。また、マーケティングの観点からお客様に対して積極的に提案を行うことも多いのではないかと想像していました。

      しかし、入社後は、ディレクターの業務が案件の理解、資料作成、進捗管理といった地道な作業に多くの時間を割くことを知り、1つの分野に特化するだけでなく、幅広い能力を複合的に伸ばす必要性を感じるようになりました。求められるスキルとしては、リスクを軽減するための先見力や、不具合の原因を分析するための客観的な視点、そして論理的思考力などが挙げられます。

      さらに、1つの依頼に対して自身やメンバーが何時間稼働しているのか、あと何時間で完了させるべきかを把握することも重要です。

    まとめ

    内定者インターンシップの業務内容と入社前後に感じたギャップについてご紹介しました。
    インターンシップから研修期間にかけて徐々に社内コミュニケーションや、専門用語を学べた経験から、参加して良かったと思っています。先輩社員のことを入社前から知れることもインターンシップの魅力です。
    本記事を読んで、新卒ディレクターの業務、社内環境に興味を持っていただけますと幸いです。
    最後までお読みいただき、ありがとうございました!