Azure Fundamentals AZ-900を受けてみた

クリエイティブ
2024.11.01
岡崎
エンジニア

こんにちは。
今回、私はMicrosoft認定試験の1つである「AZ-900: Microsoft Azure」を受験しました。
本記事では、受験の感想・難易度・勉強方法・勉強量について触れていきます。 今後この試験を受ける方にとって参考になれば幸いです。

目次

    AZ-900とは何か?

    AZ-900 : Microsoft Azure の基礎 (Microsoft Azure Fundamentals) とは Microsoft 認定資格のひとつです。
    Microsoft の認定資格は取得難易度によってレベルが、初級・中級・上級と分かれています。
    AZ-900 はこの中の初級レベルの資格です。Microsoft のクラウドの概念に関する知識、Azure のアーキテクチャ、サービス、管理、ガバナンスについて理解していることを証明できる資格です。

    AZ-900 の試験内容について

    試験範囲は以下の通りです。

    • クラウドの概念について (25–30%)
    • Azure のアーキテクチャとサービスについて (35–40%)
    • Azure の管理とガバナンスについて (30–35%)
    試験は1000点満点中、700点以上取得すると合格になります。
    私は1回目の受験で合格しましたが、730点でギリギリでした。。
    すべて選択形式ですが、1つだけ回答させる問題もあれば2つ以上回答させる問題もあります。

    単一回答問題 例)
    あるオンプレミス環境内の複数のサーバをAzureに移行する予定です。 Azure環境内の複数のAZにサーバを配置し、単一のAZに障害が発生してもサービスを継続できるようにしたいと思っています。 この場合に、留意すべき視点は何でしょうか。

    A) エラスティック
    B) スケーラビリティ
    C) アジリティ
    D) フォールトトレランス

    複数回答問題 例)
    大規模なアクセスが想定されるWebアプリケーションを開発中です。負荷に応じて自動的にスケールアウトができることが望ましいと考えています。このアプリケーションを動作させる環境として適切なAzureの環境はどれですか。2つ選択してください。

    A) Azure Virtual Machine Scale Sets
    B) Azure Kubernets Service
    C) 可用性セット
    D) 可用性ゾーン

    受験した感想と難易度

    個人的には、「難しくはないが決して簡単ではない」という印象です。
    理由は、クラウドやAzureに元から触れている人はまだしも、そうでない人は幅広く学ぶ必要があるからです。 私はAzureの知識がそこまでなかったので、すべてを暗記するくらいの気持ちで勉強していました。 ですが勉強していくにつれ、いやでもクラウドの概念やAzureについて理解することになるので、勉強を始める前から身構える必要はありません。

    勉強方法と勉強量

    個人的におすすめな勉強方法は、「参考書1冊+Udemyの問題集」です。
    参考書は、前提知識が何も無い方に特におすすめです。 教科書のように1~2回ほど流し見をして、Azureに関する知識をインプットします。 「こんなサービス、名前があるんだ~」程度で問題ありません。

    そのあとはすぐにUdemyの問題集を解きます。
    Udemyはセール期間であればかなりお得なので、基本的には月1~2回のセールを待って問題集を購入することがおすすめです。 問題集は5回分ほどあるので、各問題を反復すれば合格する確率がおのずと上がると思います。以下がUdemy のURLです。
    https://www.udemy.com/course/microsoft-azure-az900-video/?couponCode=AUTUMNMT102124

    私は3日で参考書を読み、5日でUdemyをひたすら回しました。
    8日間勉強して730点だったので、2週間勉強すればこの点数以上は取得できると思います。 参考にしていただければ幸いです。