LYZONがご提案するHubSpotとは

Web制作・開発
2024.09.06
植村
Webディレクター

Sitecoreで実績を積んできたLYZONが、よりコストを抑えたサイト構築をお考えのお客様へも価値を届けるべくご提案している、HubSpot。
顧客のニーズに寄り添って、製品やサービスの購入につなげ、リピーターに育て上げる……
そんなインバウンドマーケティングの思想にのっとり、集客に特化したCMS。
みなさまの事業の成長に役立つツール、HubSpotの魅力をご紹介します。

目次

    HubSpotってどういうもの?

    HubSpotは、「世界120ヵ国以上、20万社以上(2024年4月時点)」 のユーザーが利用する世界最大級の「CRMプラットフォーム」です。
    そして、有償のCMSの中で、唯一、検索数が伸び続けているプラットフォームです。
    HubSpotが提唱するのは、インバウンドマーケティング。
    従来のプッシュ型のアプローチとは対照的に、消費者の自発的な行動により成立するマーケティング手法です。
    顧客のニーズに寄り添うことで、顧客の心を動かし、商品やサービスの購入につなげ、その後リピーターへと育て上げることを目的とします。

    想像してみてください。
    自社のWebサイトに商品やサービスを掲載するだけで、どんどんお客様からの問い合わせが来る状況を……
    HubSpotはそんなインバウンドマーケティングの思想を実現できるCMSです。
    (かく言うLYZONもインバウンド型でほとんどのお客様を獲得しています。)

    もちろん、できるのはマーケティングだけではありません。
    通常のCMSと同じく、サイト制作ができます(しかもかなり簡単に!)。
    会員機能を利用して、特定のユーザーにだけ特別な情報を提供することもできます。
    膨大な数の製品情報をWebサイトに掲載して、絞り込み検索させることもできます。
    パーソナライズ、多言語サイト、グローバルサイト、API連携、Eコマース、ソーシャルメディア連携、チャットボット、セキュリティ対策等々……
    およそ、Webサイトと聞いてイメージする機能は、すべて実装可能です。
    最たる特徴は、CMSなのに、中心となるのがCRM(顧客関係管理)であるということろ。
    CRMが中心にあるから、顧客の所属情報や営業とのやりとりの記録だけでなく、顧客がサイト上でどんなアクションをしたか、それに対してどんなフォローをしたかなど、顧客についての情報を、Webサイトへの反応と結びつけて管理することができます。

    まさに、営業活動の効率化やマーケティング施策実現のために作られたCMSと言っても過言ではありません!

    そもそもWebサイトとはどうあるべきか?

    唐突ですが、Webサイトの役割って何でしょう?
    LYZONではsitecoreをメインに、日々、さまざまなお客様のWebサイトを制作しています。
    コーポレートサイトが多いですが、製品・サービス紹介サイトだったり、採用サイトだったり、ご要望によりさまざまです。
    エンドユーザーが見るもの以外でいうと、社員用のイントラサイトや、基幹システムと連携した製品管理サイト、CRMと連携した顧客管理サイトなどもあります。
    以上、大きく分けると、顧客の役に立つ情報を掲載するサイト(エンドユーザー向け)と、社員の役に立つ情報を掲載するサイト・もしくはシステム(社内向け)となります。

    エンドユーザー向けは、自社のサービスや製品、理念をユーザーに知らせ、興味・関心を持ってもらうことで、利益につなげる場。
    つまり、売り上げ増大のためのツールということになるので、売り上げを伸ばせるような仕組みであることが、役割。

    一方の、社内向け。
    イントラサイトは社員の十分な情報共有による業務効率の向上・意思決定の迅速化、モチベーションの向上などが期待できます。
    製品管理システムは生産・販売・在庫管理をすることで、需要に対して適切な供給をすることができ、コスト減と、販売拡大が望めます。
    CRMは、一元化した顧客データによるパーソナライズで、顧客に対し、より満足度の高い購買体験を与えることができます。
    つまり、お金・人の余計なコストを省き、業務効率を上げること、ユーザーエクスペリエンスを上げることで売り上げを伸ばすことが、役割。

    結局のところ、Webサイトの役割とは、会社の売り上げを伸ばすことと言えそうです。

    各Hubで、できることがたくさん。でも、たくさんやらない、という選択肢もある

    HubSpotはCRMを中心としつつ、ContentHub、MarketingHub、SalesHub、ServiceHub、OperationHubという5つのHubを持っています。
    各Hubの、一番安いstarterプランは月額1800~2400円から。
    CRMは無料で付いています。
    各種Hubを駆使してたくさんの機能を使うことができますが、ミニマムで始めようと思ったらどんなことができるか?
    ContentHubのstarterプラン月額2400円で、まずサイト制作と顧客管理を始めましょう。
    まず、用意されたたくさんのデザインテーマの中から、貴社に合うテーマを選び、ドラッグ&ドロップでサイトを制作します。

    サイト内のフォームから問い合わせをした顧客のデータは自動的にCRMに蓄積され、アクセス履歴が取得できるなど、Webサイト上での行動追跡が可能に。 メール送信の機能も付いているので、CRMに蓄積した顧客をセグメントして、リスト別に送り分けるなどもできます。
    また、顧客が、送信したEメールを開封したら、社内の担当に通知メールを送るなど、シンプルなワークフローも設定可能。
    このようなことが、月額2400円で可能になります。
    以下、簡単にHubSpotのCRMと各Hubのご紹介をします。

    <CRM>
    顧客連絡先・取引履歴/セグメントとリスト管理/データ分析とレポート出力がすぐにできるのが強み

    <ContentHub>
    いわゆるCMS。無料のテンプレートを使って、Webサイトやランディングページを作成可能。ページのコンテンツは、ヘッダー・画像・テキスト・イベントカレンダーなどの豊富なモジュールをドラッグ&ドロップで組み合わせるだけ。10分で1ページ作ることも可能です!

    <MarketingHub>
    メールマーケティングだけでなく、作成した記事をソーシャルメディアに連動、効果測定もすべてHubSpot上で行えます。
    SEO機能として、ドメインを入力するとキーワード最適化について推奨事項が表示され、それに従って修正すれば、知識がなくてもSEO的に強いWebページが作れます。

    <SalesHub>
    送信したメールが開封されるとリアルタイムで通知が表示されるので、ユーザーが興味を持ったタイミングでタイムリーなアプローチが可能に! メールのテンプレート保存・送信スケジュール管理がメールマーケティングのPDCAを加速させます。

    <ServiceHub>
    顧客の問い合わせをチケット管理、チーム全員での対応が可能になり、ヘルプデスク関連業務を効率化できます。よくある質問を蓄積したり、動画コンテンツでの回答も可能になり、顧客満足度が上がります。

    OperationHub>
    各種オペレーション業務を効率化できるツールです。連携した他アプリとの即時同期が可能で、Slack、MicrosoftTeamsに、HubSpotからの通知を送信したり、HubSpot内のデータをGoooogleSheetsの列にマッピングしたり、Zoomウェビナー参加者に対してリマインドメール・フォローメールを自動送信できます。

    LYZON×HubSpotという選択

    LYZONには、設立以来ずっと運用を担当しているお客様がいます。
    運用を長くやっているということは、それだけ運用に関するナレッジを持っているということ。
    Web制作における運用とは、Webを利用した集客にほかなりません。

    HubSpotには、フォーム・ランディングページの作成、チャット機能など、高機能なデジタルマーケティングツールが備わっています。
    簡単にサイトを構築できるのも魅力ですが、最も優れているのは、運用することで集客できるように、運用が簡単にできるように作られていること。
    なぜなら、HubSpotは集客に特化したCMSだから。
    この高度なツールを生かすも殺すも、すべて運用にかかっています。
    コンテンツを充実させ、ユーザーにとって最適なタイミングで、最適な情報を与えたりフォローをしたりする。
    こういったユーザーへの提案、Webを利用した集客のナレッジを提供できるのがLYZONの強みです。

    HubSpotを既に導入しているけれど生かしきれていない、興味があるけれど運用に自信がない。
    お悩みの際には、一度LYZONにお声がけください。
    私たちのノウハウで、貴社のサイトを、利益を生むことができる、価値あるサイトに育てるお手伝いをします。