サイトリニューアル ~WEBサイトリニューアルの重要性とは?~

Web制作・開発
2024.06.25
橋口
営業

こんにちは。LYZONの橋口と申します。

突然ですが、「WEBサイトリニューアルを行いたい」そう思われたことはありますか。漠然とリニューアルを行いたいと考えていても、実際「何故リニューアルを行うのか」や「リニューアルのタイミングはいつなのか」といった根本的な部分を理解して検討されている企業様は少ないと考えます。
本ブログでは、リニューアルを行う重要性や検討すべきタイミングについていくつかのケースをご紹介致します。ブログをお読みくださった方が、より意義のあるサイトリニューアルを行えるよう、ご参考になれば幸いです。

目次

    サイトリニューアルのタイミング

    WEBサイトリニューアルと一言で書いてしまうと観点が整理できないので、本コラムではWEBサイトリニューアルをデザイン観点からサイトをリニューアルする「デザインリニューアル」と追加機能の実装やシステム移管などの観点から基盤の移行を検討する「CMSリニューアル」の大きく2つの観点に分けて説明させていただきます。

    1. デザインリニューアル

    • デザインの経年劣化やデザイン見直し
      デザインのトレンドは一般的に2~5年と言われています。よく勘違いされやすいのですが、デザインはWEBサイトの見た目をきれいに整えるだけのために存在している訳ではありません。デザインはそのWEBサイトのUI・UXに繋がっているため、UI・UXの質が高いWEBサイトはユーザーからの満足度が高く、再度WEBサイトを利用していただける可能性が高まるのです。
      またデザインの経年劣化の他にも、デザイン統合もデザインリニューアルを検討するには適したタイミングと言えます。グループ会社の設立や合併などの際にデザインを統合しますが、デザインルールを統合することで、企業イメージをユーザーに植え付け、企業ブランディングに繋げることが大切です。
    • アクセシビリティ義務化等の法律改正
      障害者差別解消法という障がいによって差別されることがないようにする法律に、WEBアクセシビリティに関係する項目として「環境の整備(=不特定多数の障がい者に向けて事前に行う措置)」と「合理的配慮(=環境の整備を元に個別の状況に応じて行う措置)」の2点があります。
      このなかの「合理的配慮」が2024年4月1日より、法改正によって民間事業者も義務化されました。「環境の整備」は努力義務のままだからと、アクセシビリティに対応していないWEBサイトを利用し続けると不便に感じる人が増え、結果的に個別に代替手段を提供しなければならなくなってきます。そして、この代替手段の提供は義務であるため守らなければなりません。このように、この2つは一見切り離せるように見えますが、環境の整備と合理的配慮はセットであるため、この法改正が施行された今、WEBサイトの見直しをせざるを得ないのです。
      このように法律をはじめとした社会的なテーマを背景にデザイン見直しを迫られるケースもございます。

    2. CMSリニューアル

    CMSリニューアルは、計画されている経営施策を実行するにあたり、WEBやCMS周りで発生している障壁を乗り越えるために重要になります。
    例を挙げると、グローバル施策に基づき、サイト統合を行うことになった際、現在ご導入されているCMSがワークフローに柔軟でない場合には、よりワークフローや権限設定を細かく行えるCMSを検討したり、製品情報管理においてCMSと他システムの二重管理が起こり業務効率が下がっている際には、基幹システム連携を考えなければなりません。
    このようにCMS要件や基幹連携などWEB・CMS周りの課題を解決するためには基盤の見直しが欠かせず、場合によってはビジネス要件や機能要件、マーケティング要件などによってCMSなどの基盤を刷新する必要が生じ、そのタイミングでサイトのリニューアルをするというのは1つのタイミングといえます。

    サイトリニューアルに関してLYZONができること

    上記のように、お客様がサイトリニューアルを検討するのはデザインリニューアルとCMSリニューアルの2つの大きな観点で必要性を迫られた場合であることが多いかと思います。 それでは我々LYZONがこの2つの観点でどのような強みを持っているのか、弊社にできることをご説明させていただきます。

    1. デザインリニューアルでできること

    LYZONはWeb制作会社としてこれまで多くのサイトでデザイン制作を手掛けてまいりました。近年は大型プロジェクトを手掛けることも多くなり、弊社にシステム的なご要望でご相談をいただくことも非常に多くなっていますが、元々LYZONの強みはデザイン制作もできることです。
    社内にエンジニアだけでなくデザイナー部門も常設しておりますので、システムに明るいデザイナーが専門的な見地からサイトリニューアルのご支援をさせていただくことが可能です。
    特にアクセシビリティなどは単なるページコーディングだけでなく、UI/UXの幅広い知識が必要となりますので、大型プロジェクトにおいてUI/UXの支援を続けてきた我々のスキルやノウハウを十分に活かしたご提案をさせていただきます。

    2. CMSリニューアルでできること

    CMSと一言で言っても、選択肢は無数にございます。例えば弊社で現在積極的に導入を支援しているのはSitecore、Drupal、Wordpress、Hubspotの4つのCMSです。
    これらのCMSにはそれぞれに特色があり、お客様に合わせて最適なCMSの導入をご提案させていただいております。
    その中でも特にSitecoreは、かなり構築難度の高い高機能CMSと位置づけされておりますが、LYZONはこれまで国内で最多の導入・運用の実績を有しております。
    その礎にあるのはお客様ファーストの高いCMS設計力です。
    構築時のご要望をしっかりと設計に反映していくことはもちろん、ただご要件をそのまま実装するだけでなくお客様の運用までを見据え、時にはこちらからお客様のご要望とは別の方針を提案させていただくこともございます。それも運用までを数多くこなしてきたLYZONならではのノウハウです。
    またSitecoreはもちろん、CMSにはレベルがございますので自分たちに適切なCMSレベルが分からないという状態からでも、ご相談は歓迎しております。
    これまで様々な規模、種類のサイトを構築してきましたので、お客様に寄り添い本当に必要なCMSでのご提案をサポートいたします。

    サイトリニューアルをSitecoreで行うメリット

    最後に、ここまでを踏まえてサイトリニューアルをSitecoreで行うことのメリットについて、2点ご説明させていただきます。

    1. デザインリニューアルの切り離しが可能

    Sitecoreを用いることの1つのメリットは、デザインリニューアルがしやすいことです。
    通常のCMSはテンプレートを構築する場合に、CMS構造の中にデザイン設計も含めて開発するため、その後デザインを変えようとすれば必然的にテンプレート側の見直しも必要となり、デザインリニューアルだけを行いたくても、CMS構造から変更を加えなければなりません。そのためデザインリニューアルに莫大な費用をかける必要が出てくるのです。
    しかしながらSitecoreであればデータテンプレートとレイアウトテンプレートを物理的に切り離して管理することができるため、他CMSと違いレイアウトテンプレートだけを修正してあげればサイト全体のデザインを見直すことが可能になるのです。
    つまり、コンテンツの入れ直しやCMSの開発工数などに費用をかける必要はまったくなくなり、より安価に短期間でサイトのデザインリニューアルを進めることが可能になります。

    2. CMSの基盤変更が不要

    つぎに、CMSリニューアルがそもそも必要とされる背景の多くがビジネス要件やマーケティング要件、インフラ・機能要件によるCMSの見直しです。
    もちろん高いCMSを使っているがスペックダウンしてよりミニマムなCMSに変えていくという判断であればそれはSitecoreであってもどうにもならないのですが、もっと企業戦略的な意図でよりWeb活用を今後さらに加速させていくというステップがあって、今はコンテンツ管理だけしかやってないけど今後はMAもやっていきたい、その次はシステム連携もしていくつもり、と今後の拡大を見据えているお客様も少なくないかと思います。
    そのような状況のお客様に対してはSitecoreのような中長期的な基盤として使えるCMSの導入は1つの選択肢となります。
    なぜならCMS基盤の移管を繰り返すことには毎回相応のコストが必要となりますし、その都度コンテンツを断捨離して移行していくことはWeb運用の観点からはマイナスの影響しかないからです。
    その点でSitecoreであれば3~5年に1回のバージョンアップなど定期的なアプリケーションのメンテナンスは必要ですが、大きくWebシステムやコンテンツを変更することなく長期的に資産を蓄積していくことができます。
    こうした観点は短期的なコストには現れませんが、長期的には大きなWeb効果を生むことになります。

    サイトリニューアルのタイミングでCMS基盤をリニューアルされる企業様が見受けられますが、これは本来おすすめできることではありません。
    SitecoreはCMS要件や基幹連携など様々なWEB・CMS周りの課題に対応できる高機能なCMSですので、Sitecoreをご選定いただくことで他CMSのようにリニューアルの度に基盤変更の費用を払うことなく、中長期的なWEB基盤としてご利用いただけます。

    WEBサイトリニューアルはLYZONへご相談ください

    いかがでしたでしょうか。
    弊社では本日お伝えいたしましたサイトリニューアルについて、多くの実績を有しております。
    過去の実績については下記URLをご参照ください。
    Sitecore利用のような具体的なビジネス構想をお持ちのお客様はもちろん、何から手を付けたらよいのかわからないというご担当者様も、サイトリニューアルについてお悩み事がございましたら、お気軽にご相談いただければと思います。
    過去の実績については下記URLをご参照ください。
    https://sitecore.lyzon.co.jp/results/